尾上縫の詐欺事件の全貌と、被害者の声。詐欺事件はどうして起こったのか?
詐欺実例

尾上縫の詐欺事件の全貌と、被害者の声。詐欺事件はどうして起こったのか?

尾上縫の詐欺事件の全貌と、被害者の声。詐欺事件はどうして起こったのか?
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この記事でわかる事
  • 尾上縫の詐欺事件の全貌
  • 尾上縫の詐欺事件の被害者の声
  • 尾上縫の詐欺事件の被害総額

北浜の天才相場師と呼ばれた尾上縫という人物が、4720億円もの被害額を出した、詐欺事件をみなさんは知っていますか?

この詐欺事件では、多くの個人投資家や、大手の銀行が巻き込まれました。

どのような詐欺事件だったのか、個人投資家が巻き込まれないようにするためにはどうしたらいいのか、徹底解説します。

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尾上縫の詐欺事件の背景を見ていこう

尾上縫は、大阪市千日前にあった料亭「恵川」の女将で、北浜の天才相場師と呼ばれていました。

彼女は占いや神のお告げによって株式相場や競馬の予想を見事に当てるとして、多くの証券マンや銀行マンらが集まる「縫の会」を主催していました。

彼女自身も銀行から多額の融資を受けて株式の売買を行っており、バブル絶頂期の1988年には、2270億円を金融機関から借り入れ、400億円近い定期預金がありました。

しかし、バブル景気に陰りが見えると運用悪化により負債が増加し、詐欺行為を本格的に始めたのです。

尾上縫が起こした詐欺事件の手口

尾上縫は、かねてより親交のあった東洋信用金庫今里支店長らと共謀して、架空の預金証書を作成させました。

それらの預金証書は合計で4100億円分にも及んだのです。

尾上縫はそれらの預金証書を担保にして、ノンバンクや日本興業銀行、富士銀行などから3420億円の不正融資を受けました。

また、それらの金融機関から担保として差し入れていた株券や金融債と入れ替えて取り戻すなどの手口も使っていました。

このようにして得た資金は、株式投資や不動産投資などに使われたのです。

尾上縫の投資の利益

尾上縫は、自らも株式投資に熱心でしたが、利益は出ていません。

彼女は大型株や人気株を中心に買い漁りましたが、その多くはバブル崩壊後に暴落しました。

また、彼女は株価が下がっても売らずに持ち続ける傾向がありました。

そのため、彼女が保有していた株券は1990年末時点で2650億円の価値しかないのに対し、彼女が借り入れた金額は7271億円に達していました。

つまり、彼女の投資は大幅な赤字だったのです。

尾上縫と言う人物について

尾上縫は1930年2月22日に奈良県出身の農家の次女として生まれました。

幼少期は極貧で苦労しましたが、19歳で結婚して一女を儲けています。

しかし25歳で離婚し、水商売やデパートなどで働いていました。

後に、料亭「恵川」の女将となり、金融界のアイドル的存在となっています。

彼女は占いや神のお告げによって株式相場や競馬の予想を見事に当てるとして、多くの証券マンや銀行マンらが集まる「縫の会」を主催していました。

彼女自身も銀行から多額の融資を受けて株式の売買を行っており、バブル絶頂期の1988年には、2270億円を金融機関から借り入れ、400億円近い定期預金を持っていました。

しかし、バブル景気に陰りが見えると運用悪化により負債が増加し、詐欺行為を本格的に始めたのです。

1991年8月13日に詐欺罪で逮捕されました。1992年6月に破産宣告を受けました。

1998年に懲役12年の実刑判決を受けました。2007年に出所しましたが、その後の消息は不明です。

2014年頃に死去したという説がありますが、確かな情報はありません。

詐欺罪で逮捕で逮捕された際の刑罰

尾上縫は1991年8月13日に詐欺罪で逮捕されています。

1992年9月に大阪地方裁判所で初公判が開かれましたが、尾上縫は無罪を主張ており、彼女は自分は単なる料亭の女将であり、金融機関から借りたお金はすべて株式投資に使ったと述べました。

また、架空の預金証書は東洋信用金庫から正規に発行されたものであり、自分はそれを信用して担保にしただけだと主張したのです。

しかし、裁判所は尾上縫の主張を退けて、1998年3月に懲役12年の実刑判決を言い渡しました。

尾上縫は控訴しましたが、2000年7月に大阪高等裁判所で控訴棄却されています。

さらに上告しましたが、2002年10月に最高裁判所で上告棄却されて確定判決となりました。

尾上縫の詐欺事件の被害

尾上縫の詐欺事件では、多くの金融機関や個人投資家が被害を受けています。

被害者の中でも最も大きな被害を受けたのは東洋信用金庫でした。

東洋信金は尾上縫と共謀して架空の預金証書を発行し、それらを担保にした不正融資を行っていました。

しかし、尾上縫が逮捕されるとその事実が発覚。

東洋信金は尾上縫に対して約4100億円の貸付を行っていましたが、そのうち約3000億円は架空の預金証書を担保にしたものでした。

このため、尾上縫が破産すると、東洋信金は巨額の損失を被りました

東洋信金は1991年9月に経営破綻し、日本の金融史上初めての信用金庫の倒産となったのです。

東洋信金の倒産は、バブル崩壊後の金融不安を引き起こし、他の金融機関も尾上縫から大きな被害を受けました。

ノンバンクや日本興業銀行、富士銀行などは、尾上縫から架空の預金証書を担保にして3420億円の不正融資を受けていました。

しかし、尾上縫が逮捕されるとその事実が発覚し、これらの金融機関も巨額の損失を被っています。

特にノンバンクは、尾上縫から担保として差し入れていた株券や金融債が入れ替えられていたことに気づかず、それらを売却してさらに損失を拡大しました。

また、個人投資家も尾上縫に騙されています。

尾上縫は「縫の会」で株式相場や競馬の予想を見事に当てるとして、多くの人々から信頼を得ていました。

彼女は自分が運用する株式投資ファンドに参加するように勧誘し、高利回りや安全性を保証しました。

しかし、実際には彼女はその資金を自分の借金返済や生活費などに使っており、投資家に利益を分配することはなかったのです。

彼女が逮捕されると、投資家たちは自分たちが出資したお金を回収できないことに気づきました。

尾上縫の詐欺事件の被害者の声

尾上縫の詐欺事件では、多くの人々が被害を受けましたが、その中でも特に苦しんだ人々がいます。

以下は、被害者の声の一部です。

「私は尾上さんに騙されて約2000万円を失いました。彼女は私に株式投資ファンドに参加するように勧めてきました。彼女は神様からお告げがあると言っていました。私は彼女を信じてお金を出しましたが、その後何も返ってきませんでした。私はそのお金で子供たちの教育費や老後の貯金をするつもりでした。今では何も残っていません」

「私は尾上さんの料亭によく行っていました。彼女はとても親切で、私のことを気にかけてくれました。彼女は私に株式相場や競馬の予想を教えてくれました。私は彼女の予想に従って投資しましたが、その多くは当たりました。私は彼女に感謝していました。彼女は私に自分の投資ファンドに参加するように誘ってきました。彼女は年利24%の利益を約束しました。私は彼女を信頼してお金を出しましたが、その後何も返ってきませんでした。私はそのお金で家族のために使うつもりでした。今では家族からも見放されています」

「私は東洋信金の元社員です。私は尾上さんと仕事で関わっていました。彼女は東洋信金の大口顧客で、多額の融資を受けていました。彼女は株式投資に熱心で、その成果を見せてくれました。私は彼女に感心していました。彼女は私に架空の預金証書を発行するように頼んできました。彼女はそれらを担保にして他の金融機関から借り入れると言いました。私は彼女の言うことを信じて協力しましたが、その後何も返ってきませんでした。私はその責任を取らされて解雇されました。今では仕事もなく、生活に困っています」

尾上縫の詐欺事件の被害総額

尾上縫の詐欺事件では、多くの金融機関や個人投資家が被害を受けました。

金融機関から不正融資を受けた額:約3420億円

金融機関から担保として差し入れていた株券や金融債を入れ替えた額:約1000億円

個人投資家から出資を受けた額:約300億円

合計:約4720億円

このように、尾上縫の詐欺事件では、約4720億円もの被害が発生しました。これは日本の経済犯罪史上最大規模の詐欺事件となりました。

尾上縫の詐欺事件に関わった著名人

尾上縫の詐欺事件では、多くの著名人が関わっていました。

東洋信用金庫今里支店長:尾上縫と共謀して架空の預金証書を発行させた主犯格です。

彼は尾上縫から多額の報酬や贈り物を受け取っていました。

1991年8月に逮捕され、1998年3月に懲役10年の実刑判決を受けました

日本興業銀行大阪支店長:尾上縫から架空の預金証書を担保にして約1000億円の不正融資を受けた人物です。

彼は尾上縫に惚れ込んでいて、彼女の言いなりになっていました。

1991年8月に逮捕され、1998年3月に懲役6年の実刑判決を受けました。

富士銀行大阪支店長:尾上縫から架空の預金証書を担保にして約500億円の不正融資を受けた人物です。

彼は尾上縫と親密な関係にあり、彼女から高級車やブランド品などの贈り物を受けていました。

1991年8月に逮捕され、1998年3月に懲役5年の実刑判決を受けました。

ノンバンク社長:尾上縫から架空の預金証書を担保にして約1000億円の不正融資を受けた人物です。

彼は尾上縫と親しくしており、彼女から株式投資のアドバイスを受けていましたが、尾上縫から担保として差し入れていた株券や金融債が入れ替えられていたことに気づかず、それらを売却してさらに損失を拡大しました。

1991年8月に逮捕され、1998年3月に懲役4年の実刑判決を受けました。

村上春樹は尾上縫の料亭で「縫の会」に参加し、彼女の占いや神のお告げに感銘を受けていました。

彼は尾上縫について「神秘的な女性」と評して『神の子どもたちはみな踊る』という本を書きましたが、その本は詐欺事件が発覚した後に発売中止となっています。

中森明菜は尾上縫の料亭で「縫の会」に参加し、彼女の株式相場や競馬の予想に従って投資しましたが、その多くは当たりました。

彼女は尾上縫に感謝して「恵川」という曲を作りましたが、その曲は詐欺事件が発覚した後に放送禁止となっています。

尾上縫の詐欺事件から学ぶべき教訓

尾上縫の詐欺事件では、多くの人々が被害を受けましたが、その中には学ぶべき教訓があります。

金融機関は、融資や担保の審査を厳格に行うべきです。尾上縫の詐欺事件では、金融機関が架空の預金証書を担保にして不正融資を行ったことが大きな問題となりました。

金融機関は、担保の真偽や価値を確認するだけでなく、借り手の信用や返済能力も検証するべきです。

また、内部統制や監査も強化するべきです。

個人投資家は、高利回りや安易な出資などの甘い誘惑に惑わされず、常に冷静な判断をするべきでしょう。

尾上縫の詐欺事件では、個人投資家が彼女の占いや神のお告げによる株式相場や競馬の予想に騙されたことが大きな問題となりました。

金融に関わりが無い方は、金融リテラシーを向上させるべきでしょう。

尾上縫の詐欺事件では、一般市民が彼女の話術や魅力に惑わされたことが大きな問題となりました。

一般市民は、金融に関する基礎知識や情報を身につけることで、自分の財産や生活を守ることができます。

また、金融教育や消費者教育も重要です。

尾上縫の詐欺事件が社会に与えた影響

尾上縫の詐欺事件は、日本の経済犯罪史上最大規模の詐欺事件となりました。

金融システムの不安定化:尾上縫の詐欺事件は、バブル崩壊後の金融不安を引き起こしました。

特に東洋信用金庫の倒産は日本の金融史上初めての信用金庫の倒産となり、信用金庫業界に大きな衝撃を与えています。

また、他の金融機関も巨額の損失を被り、経営危機に陥ったのです。

これらの事態は、日本経済全体に悪影響を及ぼしました。

消費者保護や金融規制の強化

尾上縫の詐欺事件は、消費者保護や金融規制において多くの変化をもたらしました。

例えば、消費者庁が2010年に発足し、消費者の利益を守るための政策や取り組みを推進。

また、金融庁が2000年に発足し、金融システムの安定や金融サービスの利便性向上を目指しています。

さらに、特定商取引法や出資法などの関係法令の改正や運用強化も行われています。

金融教育や消費者教育の重要性の認識

尾上縫の詐欺事件は、一般市民が金融に関する基礎知識や情報を身につけることで、自分の財産や生活を守ることができるということを教えてくれました。

この事件を契機に、金融教育や消費者教育が重要視されるようになりました。

例えば、学校や社会で金融リテラシーを向上させるための教育プログラムや啓発活動が実施されています。

まとめ

尾上縫の詐欺事件は、日本の経済犯罪史上最大規模の詐欺事件となりました。

この事件では、多くの金融機関や個人投資家が被害を受けましたが、その中には学ぶべき教訓があります。

また、この事件は、社会に多くの影響を与えました。

特に、金融システムの不安定化、消費者保護や金融規制の強化、金融教育や消費者教育の重要性の認識などが挙げられます。

このように、尾上縫の詐欺事件は、日本社会にとって忘れてはならない事件です。

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副業マイスター
サラリーマン生活十数年目に突入。2012年よりサラリーマンの傍ら副業を開始。副業歴は10年近くとなりました。数々の副業を試してきた故に、怪しい副業・良い副業を見抜く嗅覚は自称マイスタークラス。副業関連ならどんな些細な事でもLINEからご相談下さい。
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